今日のひとこと


衆議院議員わたなべ周の『今日の一言』をブログ形式にリニューアルしました
by watanabeshu11
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宮崎勤について

 きょう死刑執行された連続幼女誘拐殺人事件の宮崎勤死刑囚。死刑判決も執行も当然であるが、読売新聞八王子支局でサツ(警察)キャップとしてこの事件を担当した私にとっても忘れられない事件である。

 その後のオウム真理教事件などが起きるまでは、幼女ばかりを誘拐、殺害した戦後犯罪史上に残る凄惨な大事件であり、今田勇子名の警察への犯行声明は、”劇場型犯罪”とも言われた。

 平成元年7月に幼女へのわいせつ行為で八王子市内で逮捕された秋川市(当時)に住む男が、当時、世間を震撼させた「連続幼女誘拐事件」の犯人らしい、との未確認情報があり、ウラ取りに走ったが記事に出来ず、「犯人逮捕か」のスクープが間に合わなかった。 支局員一同、夏休み返上で犯人の自宅近くの公民館を借り上げて、取材の前線基地となり、警察の動きや犯人像を連日、新聞記事にした。いまの秋葉原連続殺人犯の報道よりももっと加熱していた。

 なにせ宮崎勤の部屋には警察が現場保全する前に記者が入っていき、写真撮影用のレイアウトをしていたのだ。通ってた専門学校で川崎麻世(タレント)が同級生ということが分かり、川崎さんは緊急に会見を開いたものの、「ぜんぜん知りません。あったこともありません」の当惑の一言だけ。子供時代のエピソードはもとより、卒業アルバムから文集からそのひととなりを掘り下げ、しまいには”犯行のアジト発見!”という世紀の大誤報をやってしまった。誘拐現場の飯能市宮沢湖霊園まで車を走らせ、宮崎が遺体を運んだとされた道を同じようにリポートした。とにかくなんでもありで、報道はヒートアップ、どんどん拡散した。反省すべき点もあるが、19年前の暑い夏、この事件を一ヶ月担当した。4年半の短い新聞記者生活だったが中身は濃かった。

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by watanabeshu11 | 2008-06-17 17:47
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